セCSファイナルステージ第1戦 ヤクルト7-1阪神

2022年10月12日神宮球場18:00試合開始
先発:ヤクルト/小川 阪神 /西勇
観衆:26,499人

1stステージの3戦はどちらが勝つかわからないという接戦が繰り広げられたが、ファイナルステージ第1戦は、シーズン同様ヤクルトが圧倒的な強さを見せつけた試合となった。
1回裏、先発西勇(以下、西)は順調に2アウトを取る。調子は良さそうだ。しかし、3番山田に四球を与える。ちょっと慎重になり過ぎたか。シーズンでは抑えていた村上にも一発を打たれないように慎重に球の出し入れをして結局四球。2者連続四球とはなったが、これも計算のうち的な感じはあった。

だが、今年のヤクルトの外国人助っ人は本当に優秀だ。西の武器であるシュートを完璧にとらえレフトスタンドへ先制3ラン。完全にヤクルトが主導権を握るゲーム運びとなった。ヤクルトは攻撃の手を緩めない。2回、3回と1点ずつ加点して5回を終わった時点で5-0。ほぼ試合を決めた感じだった。

6回表に拙攻を繰り返していた阪神はやっと島田のタイムリーで1点を返したが、その裏加治屋がサンタナに2ランを打たれて万事休す。阪神は全く良いところなくヤクルトに1-7で完敗した。

阪神9安打、ヤクルト7安打なのに得点は阪神1、ヤクルト7

阪神の方がヒットが多いのに、これだけの大差をつけてヤクルトが完勝したのも珍しい。それほど助っ人の2本のホームランが効果的だったし、阪神の拙攻の目に余るひどい試合でもあった。

あえて阪神の好材料を見つけるならば、完敗だったので尾をひきづる事もなくスッキリ出来たのではないかという事と、勝ちパターンのセットアッパーを温存できた事かもしれない。

明日は、シーズン終盤で上り調子、そしてメジャー移籍の希望を球団に認めて貰った藤浪。一方、ヤクルトは今シーズン9勝をあげているサイスニードだ。
いくら上り調子でも、ちょっとギャンブル的要素のある藤浪なので、どうなるか。
ファイナルステージは、シーズン優勝のヤクルトにはアドバンテージの1勝がある為、今日の1勝で対戦成績はヤクルトの2勝0敗。先に4勝をあげた方が日本シリーズ出場権を得られることになる。
藤浪がゲームを作らないと、温存していた強力セットアッパーたちが宝の持ち腐れになりかねない。
何とかファイナルステージも面白い展開になって出来れば6戦までもつれて欲しいので、明日の藤浪は無双であってほしい。

kyunの
 ★きょうの選球眼ならぬ選キュン眼

2回表の原口のハーフスイング
1塁累審の山路さんがスイングの判定で三振に。
その裏守備につこうとした原口に主審の白井さんが彼の背中をポンポンと。
その行為がトレンドとなったようだ。
だが、kyunは、そんなことよりも
この判定が振っていても振っていなくても
どっちにしたってヤクルトが勝っただろうな、と。
それほどヤクルトは強かった。その圧倒的強さにキュンとした。

東京ヤクルトスワローズ

良かったらチャンネル登録をお願いします!
【ハイライト】小川泰弘投手が7回1失点の力投、オスナ選手が初回に先制の3ランの活躍!
CS初戦を快勝で飾る!|10月12日 東京ヤクルトスワローズvs阪神(神宮球場)