セ・リーグワーストの開幕9連敗

開幕戦、覚えていますか?藤浪晋太郎が先発したけど、これは2年連続開幕投手ということでね。藤浪も頑張って7回3失点と好投したんですよ。打線も爆発して4回までに8点ですわ。普通、勝つでしょ。それが、それが。。。中継ぎ陣がまさかの崩壊。9回にケラーが山田哲人とサンタナにホームランを打たれ、なんと最大7点差を大逆転されてしもーて。まさかの開幕黒星スタート。忘れもしない3月25日の悲劇でした。そこから、阪神はヤクルトに3連敗。3月29日からのカープに3連敗。4月1日からの巨人にも3連敗したんです。これで悪夢の9連敗ですわ。これって、セ・リーグワースト記録です。2022年のペナントレースの初勝利は、4月5日ベイスターズ戦です。開幕は3月25日でしたから、初勝利までまぁ、長かったこと。この日は西勇が完封の快投。佐藤輝の2ランもあってやっとの1勝目でした。

4月終わって9勝20敗、最下位 プロ野球史上初最低勝率.063

あまりにもスタートダッシュのダメージが大きく4月は最下位。けれども、4月21日以降、勝ちパターンが構築できたので、その日から21試合3失点以下で抑え、投手力の強さが際立ってくるんですよ。野手が頑張って点を取れば勝てるかもしれんと希望の灯が点き始め阪神ファンは少し元気になってきたんです。でも、チームが浮上していきそうな気配はあったものの、最下位のまま5月24日のセ・パ交流戦を迎えるんですわ。

大山悠輔 セ・パ交流戦で確変「RUSH」! ついに最下位脱出。

この選手はよーわからん。打てん時は脆い大山だし、打ち出したら何かに取り憑かれたように打つ。交流戦では、打率3割。7本塁打。21打点。交流戦の2冠王。
大山の活躍もあって、阪神は12勝6敗で交流戦2位の好成績で終える。長かった最下位からの脱出は6月11日のオリックス戦に勝利したことによる。開幕9連敗を喫した阪神はやっと長かった最下位の座を中日に明け渡しました。

借金最大16を94試合目に完済。やっと5割復帰。

セ・リーグはヤクルトの1強5弱となり、ドラゴンズを除いたDeNAと巨人、広島、阪神の4チームは毎日のように順位が入れ替わった。そんな混沌とした2位争いの中で、阪神タイガースはしれっと5割復帰したんです。まぁ、これも奇跡と言ってもいいかもしれません。短絡的な阪神ファンは「優勝してまぅ」とか戯けた事を言う奴まで出てきましたわ。知らんけど。

この他にもCSに行けるわけがなかった悪夢の数々

  1. コロナ感染と死のロードで8連敗
  2. 球団最速20敗
  3. 21世紀最速自力V消滅
  4. 球団ワースト 完封負け26回
  5. 失策 セ・リーグ ワースト86

ということでね。ある意味CS出場は凄いミラクルなんですよね。それゆえ、ミラクルついでにまさか、まさかの下剋上が起きるんじゃないかって阪神ファンは思ってるんですよ、きっと。確かに凄いことかもしれんね、この悪夢のような数々の成績だったのにCS行けるんやから。最後の最後に巨人と広島が情けなかったっていうのもあるけどね。
兎にも角にも、10/8からのCS初戦、横浜スタジアム14:00試合開始のDeNA戦が楽しみやね。

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