2021年と2022年の成績比較 数字的にはどうだったのか?
大谷翔平(1994年7月5日生) 岩手県水沢市出身
今や知らない人はいないというほどの、打者としても投手としてもメジャー(ロサンゼルス・エンゼルス所属)で大活躍している2刀流のプロ野球選手。右投げ左打ち。193センチ102キロ。
花巻東高校2年生の時、最速151キロを出して、「みちのくのダルビッシュと呼ばれ注目を浴びる。さらに3年生では160キロを記録。
甲子園での通算成績は、14回を投げ防御率は3.77。16奪三振。野手としては2試合出場して打率.333。1本塁打。
ドラフト前の2012年10月21日に本人はメジャー挑戦を表明。
しかし、同年10月25日、日本ハムは1位で指名した。
難色を示した大谷翔平に対して、日本ハムが『大谷翔平君 夢への道しるべ〜日本スポーツにおける若年期海外進出の考察〜』と題した30ページにも及ぶ資料を提示したことは有名な話。その熱意に、大谷は同年12月9日、日本ハム入団を表明した。NPBでの最速記録は2016年10月16日クライマックスシリーズ、ソフトバンク戦で投げた165キロ。
日本ハムでは5年間(2013年〜2017年)在籍。2018年からはMLBエンゼルスへ移籍。その後の故障や活躍はここでは割愛する。興味がある人はネット検索で調べてほしい。
それでは、その165キロをもう一度ご覧ください!
投手成績
調べてみると、大谷翔平選手の投手部門については、日本ハム時代の2015年の成績と今年2022年のエンゼルスでの成績が非常に似通っているので参考までに比較表に加えてみたのでご覧いただきたい。もちろん、プレーしてる環境が全然違うのであくまでも参考として。大谷選手自ら、昨年より今年の方が良かったと発言してるが、基本的には2021年と2022年を比較してほしい。
項目 | 2015年(参考) | 2021年 | 2022年 |
所属チーム | 日本ハム | エンゼルス | エンゼルス |
防御率 | 2.24 | 3.18 | 2.33 |
試合数 | 22 | 23 | 28 |
勝利 | 15 | 9 | 15 |
敗戦 | 5 | 2 | 9 |
投球回数 | 160 2/3 | 130 1/3 | 166 |
勝率 | .750 | .818 | .625 |
奪三振 | 196 | 156 | 219 |
奪三振率 | 10.98 | 10.77 | 11.87 |
暴投 | 9 | 10 | 14 |
ボーク | 0 | 2 | 0 |
自責点 | 40 | 46 | 43 |
被本塁打 | 7 | 15 | 14 |
被本塁打率 | 0.39 | 1.04 | 0.76 |
与四球 | 46 | 44 | 44 |
与死球 | 3 | 10 | 2 |
与四球率 | 2.58 | 3.04 | 2.39 |
WHIP | 0.91 | 1.09 | 1.01 |
確かに、本人の感覚だけではなく、数字としてもほとんどの項目が昨年より軒並みUPしているのがわかる。
日本ハム時代の最も成績が良かった2015年のデータとそっくりなのも興味深い。
打撃成績
項目 | 2016年(参考) | 2021年 | 2022年 |
所属チーム | 日本ハム | エンゼルス | エンゼルス |
試合数 | 104 | 155 | 157 |
打席 | 382 | 639 | 666 |
打数 | 323 | 537 | 586 |
得点 | 65 | 103 | 90 |
安打 | 104 | 138 | 160 |
二塁打 | 18 | 26 | 30 |
三塁打 | 1 | 8 | 6 |
本塁打 | 22 | 46 | 34 |
塁打 | 190 | 318 | 304 |
打点 | 67 | 100 | 95 |
盗塁 | 7 | 26 | 11 |
盗塁死 | 2 | 10 | 9 |
犠打 | 0 | 0 | 0 |
犠飛 | 4 | 2 | 3 |
四球 | 54 | 96 | 72 |
敬遠 | 2 | 20 | 14 |
死球 | 1 | 4 | 5 |
三振 | 98 | 189 | 161 |
併殺打 | 7 | 7 | 6 |
打率 | .322 | .257 | .273 |
長打率 | .588 | .592 | .519 |
出塁率 | .540 | .372 | .356 |
OPS | 1.004 | .965 | .875 |
総合的に2021年より進化
どうしても華やかなホームランに目がいってしまう為、ついつい34本で終わった今シーズンを残念に思ったりするわけだけれど、こうして数字を比較してみると総合的には昨年より格段に進化していることがわかる。
大谷選手のことだから、まだまだ満足せずに来年は更なる高みに挑戦するのだと思う。
2023年はどんな進化をするのだろう?
きっと、大谷ロスになってる人も多いと思う。自分もそのうちの1人。だから、もう一度、昨年と今年の数字を比較してみたんだけど、来年は個人の進化に加えて、エンゼルスがポストシーズンに出れるといいですね。
来年はWBCもあるし、楽しみはつきません。
kyun
10月22日(土)からは、いよいよ神宮球場で日本シリーズのヤクルトとオリックス戦が始まります。
見どころは、オリックスの投手陣とヤクルトの打撃陣がどうなるのか?ですかね。
山本由伸投手と村神様の対戦。待ち遠しいです。
kyunの
★きょうの選球眼ならぬ選キュン眼★
私にとって大谷選手は、毎朝キュンとさせてくれる唯一無二の存在です。